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「幻の砦」第41話
 独り言を呟いてみたものの、虚しさが残るだけだった。

ヤコっぺ。はトボトボと入ってきた扉へ向かった。

ゴロゴロゴロゴロゴロ

「!?」

すると扉の向こうからまたも巨大な鉄球が姿を現した。

「あれ? この展開って??」

ヤコっぺ。が思った瞬間、鉄球の向こう側から4人の声がした。

「せーのっ!」

ゴーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

地を這う巨大鉄球はヤコっぺ。目掛けて突進してきた。

「あ。やっぱり??」

どかーーーん!!!

 モリシ、マッコイ、ボブ・サン、コンスタンチンが放った巨大鉄球は見事にヤコっぺ。を直撃し、彼もまた遥か彼方へ吹っ飛んでいった。

「前見てからやれぇぇぇぇぇ・・・」

しかしヤコっぺ。の叫びが彼らに届くことはなかった。


「やったでござるか?」
ボブ・サンは中庭をクルリと見渡した。しかしそこに人影はなかった。

「やったでござる♪」

泡連者一同は大いに喜んだ。彼らはメンバーが2人欠けていることに気付くことなく、一気に橋を駆け抜け、反対側の扉から再度城内に入った。

「要は頂上を鉄球が落ちてくる前に渡りきってしまえば良いのでござるよ。」
コンスタンチンは、さもハナっから知っていたかの様に説いた。

「まぁ、何はともあれ、先を急ごうではござらんか(キュッ キュッ)♪」

「ハハハハ」

 4人は核(コア)を、いや、まだ見ぬ乙姫様目指して亀の手入れをしながら先へ進んだ。



【3〜4日目(概算)】

 疲労のあまり、到底信じられない格好で何度目かの仮眠を取った一行は、橋を渡り終え、先へと進んだ。

 次々と出現する敵パーティをなぎ倒し、泡連者としての経験値や我慢汁を貯めていった一同の亀は、知らず知らずのうちに、一周りも二周りも大きくなっており、理性が働きにくい状態になっていた。
 
「しかし一体、この城内はどこまで広がっているんだ?って申すか、ここまだ江戸?」
ボブ・サンが、ちょっとキレ気味な発言をした。

 時間の感覚も、距離の感覚も失い、疲労感と脱力感が泡連者の全身を覆っていた、その時、城内の壁に、見慣れない物体が張り付けられていることに、マッコイが気づいた。

 それは、「昇降機(登り)→天守閣直通」と書かれた、看板だった。

「もしかして、これを昇れば奴がいるのでは?」常に安易な展開を求めるモリシが呟いた。
モリシは、YEAH!!yasuのことを言いたかった
のだが、もうしばらく乙姫以外のことを考えていなかったので、名前さえ、ド忘れしていた。

「あ、アレを見ろ!!」
コンスタンチンは、そう言いながら逆の方向を指さした。

「昇降機(降り)→陰核(ハードコア)直通」

「!!!」×3

行き先の響きで、既に降り方面の昇降機前にモリシ、マッコイ、ボブ・サンが整列していた。
 
「待てーい!!、罠かもしれんだろう。しかも、我々の目的はYEAH!!yasuではないのか?」
コンスタンチンがお約束のきれい事を言い放った。

「出た出た。」
ボブ・サン達は、コンスタンチンを冷ややかな目で見つめた。

 モリシは、YEAH!!yasuと言う名前を、思い出させて貰い、胸の支えが取れた。

そして、忘れないように、こっそりとコンスタンチンの背中に書き留めた。


                              (続く)
| mogu | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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