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「幻の砦」第32話
「しかし、この『NEM』の文字は、何でしょう?」
気がつけば一人だけ、鎖国づらしたヤコっぺ。(現在は、日本国籍)がぽつりと呟いた。

「これは、或覇別途でござる。」
モリシ、マッコイ、コンスタンチン、ボブ・サンが口を揃えて、誇らしげに言った。

「そそそっ、その位知ってますよ。そう言うことじゃなくて、何て読むのかなぁーって。。。」
ヤコっぺ。は、外国勢に押されながらも、知ったかぶりを貫き、そう言った。

「うむ、確かに、『ね』『む』?かな。いや、『に』『え』『む』!?」
外国勢が、考え込んでいる時、ヤコっぺが、ぴぴんと来て、満面の笑みを湛え、偉そうに言った。

「貴殿らは、まだわからんのか?これは、『日光江戸村』の略だ!!!」

「下に地図が載っています。『日暮里エロ村』だそうです。」
コンスタンチンは、ヤコっぺを遮るように、冷え切った声でそう呟いた。


「こ、こいつはーーーー。」(ヤコっぺ。)

「先を急ぎましょう♪」冷静に切り出したコンスタンチンだったが、我慢できずに着物に染み出した液体は、既にアイスバーンと化していた。


 地図の場所は、江戸城下の外れで、歩いて30分ほどの距離だったが、一行は、何故か5分ほどで到着した。

「ゼイゼイ!!こっ、ここでござるな。うわっ、いかがわしい!!本当にこんなところに入らなきゃ行けないでござるか!!」
今後のリーダーに密かな野望を燃やす、モリシは世間体を意識して、そう言った。

「くぅー、は、恥を知れ。全く!!な、何が赤貝だ。何がアワビだ!!」
同じく、密かにリーダーを狙うボブサンは、手のひらを真っ赤にしながら、そう言った。

「はうっ!!え、江戸って、こここ、こんなとこだったのですか?私は、は、は、入れませんよ。」
コンスタンチンは、明らかに興奮していたが、真っ白だった。

「・・・むへっ。」
マッコイは、明らかに白昼夢から戻って来れない様子である。

「し、しかしだな諸君!!このままバブルス君をほっとくわけには、いかんだろう。し、しかも我々には、当初目的があったはずだ。そのためには、ワカメだろうが、乙姫だろうが、刀の錆にしてくれるわ!!!」
ヤコっぺ。はリーダーとして、また男として最もそれらしい意見を述べた。


パチパチパチパチ!!

「ヤコっぺ。殿見直しました。あなたが、そこまでおっしゃるのなら、皆に異存はございません。そうだな皆の衆!!」
何故かモリシが仕切りを入れ、高らかに叫んだ。

「応!!!」全員が心を一つにした瞬間である。
                             
                              (続く)
| mogu | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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