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「幻の砦」第40話
「くっ、くさぁー!!」城内を満たすあまりの臭さに、一同は、失神した。

 マッコイの瀕死の危機により、プライベートコマンド「310−710(Mito-Natto)」が発動したのだった。

 マッコイは命を取り留めるとともに、何となくねばり強さを手に入れた。

「ありがとう。不敗宗 九斎。」マッコイは、毒だまりから這い出すと、持っていた瓢箪に入るだけの毒を汲んだ。

「う、ううっ、あれ、ここは?」三種の珍味『九斎納豆』の強烈な臭いでニコルの呪縛から逃れた一同は、何事もなかったように、微かな記憶を封印し、あたりを見回した。

「おー、マッコイ!!無事だったのか。ささ、この薬草を。」全員が何となく、後ろめたさを感じていたため、必要以上にマッコイに優しく接した。

「応、かたじけない。」マッコイは、毒の入った瓢箪を懐へ仕舞いながら、微笑んだ。

こうして一同は、かつて無いほどの気まずさを背負いながら、先を急いだ。


 ギギギギィー バン!

巨大な扉を開くと泡連者一行は中庭に出た。
前方には大きな橋が架かっており、橋の下の水面には巨大な渦が幾つもできていた。さらに岸には見たこともない猛獣が蠢いていた。

「うひー 橋を渡れってか。(×_×)」
モリシは猛烈に瞬きした。

「こっ、これは・・・?」
コンスタンチンが橋の傍にあった看板に気付いた。

『このはしを渡るべからず』

「さて、諸君!どうしたものかね?」
ヤコっぺ。はまた懲りずに仕切った。

(・・・)一同

「橋を渡ってはならないというし、下に降りれば猛獣が蠢いているし、よしんば猛獣を振り切れても、とてもこの川を渡れるとは思えんし・・・」
コンスタンチンは股間を摩りながら苦悩した。

その時赤みが若干落ち着いた赤連者ことバブルス君が得意げに言った。



「てめぇらの脳みそは飾りか!han?? この橋の端を歩かなければ良いのでござろう、ならば堂々と橋の真中を歩けば良いではござらんか?hun?」

そう言うとバブルス君は先陣を切って端の中央を歩き出した。

「おめぇ、某坊主のパクりじゃねーか!!」
マッコイは憤慨しながらも、バブルスが川に落ちるのを期待した。

「(川に落ちたらドサクサに紛れてこの毒を撒いちゃる♪)」
マッコイはデフォルトで暗黒面を発動させることができた。

「(板抜けろ!板抜けろ!!)」
モリシも思った。

タタタタ・・・・
バブルス君は小走りで橋を駆け上った。そして橋の頂上に辿り着くとクルリと振り返って言った。

「ウキー(おーいチキンども〜。全く問題ないでござるぞー。)」

その時だった。
「ッ!!」
ドッゴーーーーーーーーーーーーンンン。


「♪!! バッ、バブルスー!(笑)!!」(一同)

 バブルス君が90匹の猿霊と共に、自信満々に振り返ったその瞬間、遥か上空から巨大な黒い鉄球がバブルス君目掛けて落ちてきた。

 そして瞬く間に橋には土埃が舞い上がり、一時的に視界が全く利かなくなった。

                              (続く)
| mogu | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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